コスパねっと

僕は最近革靴に興味を持ち始めました。
以前は正直多少見た目が良ければ後はどーでも良かったんですが、革靴好きの人にいろいろ話を聞いている内に自分が履いている靴がとっても恥ずかしくなって来ました。笑

恥ずかしいと言っても別にその時履いていた靴のブランドやデザインをバカにしている訳ではありません。
手入れのしていない汚らしい革靴を履いていた自分にです。

「オシャレは足下から」なんて言いますが、シルエットとかデザインの気に入った靴を履いていれば特に問題無いと思っていました。
で、更に靴の修理屋さんをされている方と知り合ったのですが、更にその影響で革靴の手入れの大事さ、そして楽しさを知る事が出来ました。

ただ単に高い靴を買えば良いという訳では無く、如何にその靴を愛着を持って履いているのかもとても大事なんだと言う事ですね。
それから電車に乗っている時などは、自然と周りの人の靴をチェックしてしまう様になりました。
そうやって見てみると意外と少ないんですよねー、手入れしてる人って。（僕もつい最近まではそうだったので人の事は言えませんが。笑）

髪型やスーツ、カバンは高級そうな物やオシャレな物でバチッと決めてても靴がボロボロだったり埃だらけだったりするとかなり残念な気持ちになります。

そこで、僕も何か良い革靴を買おう！と思って最初に買った革靴が「スコッチグレイン」でした。

スコッチグレインは革靴の本場イギリスやイタリアでは無く、日本の革靴ブランドです。
ですが、革靴の初級としてはかなり良い物だと思います。
他の革靴に比べるとコスパも相当高いです。

それでいて靴底に革を重ね、ひとつひとつ丁寧に縫って仕上げる“グッドイヤーウエルト製法”という製法で全ての靴を作っています。
グッドイヤー製法で仕上げられた靴は履き込んで磨り減ったソールを交換する際にソールを丸ごと交換出来るというメリットがあります。
なので、約2,3年くらいのスパンでソールを交換して行けば上部がボロボロにならない限り履き続ける事が出来ます。

で、最初に買うならどこに履いて行っても失礼の無い黒のストレートチップを買いました。



しかし、悲劇的な事にその靴は盗難に遭ってしまいました。笑
友人の結婚式の二次会が終わり、締めにラーメンを食べに行ったんですが、その店は座敷もあって靴を脱いでそこに上がりました。
実は、僕はその日余興や二次会の司会をやってクタクタになっていて、ラーメンが出て来るまでウトウトしてしまっていました。
そして、何とかラーメンを食べ終わって店を出ようと思って靴を履こうと思ったら靴が無い！
探してみると代わりに踵を踏みつぶしたようなボロボロの革靴があります。

要は、僕の後ろの席にいた人が盗んで行ったんですね。

しかし、時既に遅し。
こんな悲しい思い出の一品でもあります。笑

縁起は悪いかもしれませんが、入門としてはかなり良いと思います！

ちなみに大阪であればりんくうアウトレットにショップがあるのでそちらで買うとかなりの高コスパだと思います。
その代わり、サイズ、種類は限定されますが。
りんくうプレミアム・アウトレット | PREMIUM OUTLETS®

スーツ仕事の方は特に足下を見られやすいので靴は小綺麗にしておいて損は無いと思いますよ。
そういう靴を履いていると（高い靴という事では無く、手入れのされた靴という意味）靴屋さんの対応もかなり変わってきますし、「綺麗に履かれてるんですね。」なんて言われるとちょっと鼻の穴が膨らむくらい嬉しいです。笑

また気になる靴があれば紹介して行きたいと思います。