2010年09月22日
今更ながら『ハゲタカⅡ』読み終えました。
以前も書きましたが、小説『ハゲタカ』、そしてテレビドラマ『ハゲタカ』を観て、遂に小説『ハゲタカⅡ』を読み終えました。
本当は『ハゲタカⅡ』を読んでからドラマの方が良かったんですが、小説とドラマはちょっと違う感じとの事だったので良いかなと。
正直、このシリーズかなり面白いです。
小説、ドラマ、そして映画となった理由も分かります。
今回は敵としてアメリカの巨大ファンドも登場し、かなりスケールが大きな物になっています。
しかし、それでいて大風呂敷を広げ過ぎた感も全く無く、リアルに話が描かれています。
そして、ここでも主人公の鷲津政彦は超魅力的。
鷲津は大切な人を失い、その悲しみから自暴自棄に陥りますが、弔い合戦の為に再び立ち上がる。
しかし、そこで自分の力ではどうしようも無い政治の力によって勝利目前だった買収が失敗してしまう。
そこからの鷲津の変貌ぶりと、本来のサムライ鷲津政彦に戻って行く過程は本当に魅力的です。
「今の日本にも鷲津政彦がいたらなー。」
と思わされます。
シリーズ通して考えさせられるのは、「正義とは何か?」と言う事。
自分の怠慢な経営力のせいで会社を瀕死の状態に追い込んでおきながら再生ファンドに買収されそうになると被害者を演じきる経営者や役員陣。
片や再生可能と踏んだあげくリスクを取って瀕死の企業を買収し、絶対に誰かがいつかやらなければいけないリストラや事業部の売却を断行して数年後に優良企業に仕上げようとするハゲタカ。
一体どちらが本当の正義なのか?と考えさせられます。
日本の良くも悪くも官民一体となってのぬるま湯経営の実態がとても上手く描かれていると思いました。
読んだ事の無い人はぜひ読んでみてください。
とてもオススメです!
次は「レッドゾーン」を読んで、映画を見たいと思います!
本当は『ハゲタカⅡ』を読んでからドラマの方が良かったんですが、小説とドラマはちょっと違う感じとの事だったので良いかなと。
正直、このシリーズかなり面白いです。
小説、ドラマ、そして映画となった理由も分かります。
今回は敵としてアメリカの巨大ファンドも登場し、かなりスケールが大きな物になっています。
しかし、それでいて大風呂敷を広げ過ぎた感も全く無く、リアルに話が描かれています。
そして、ここでも主人公の鷲津政彦は超魅力的。
鷲津は大切な人を失い、その悲しみから自暴自棄に陥りますが、弔い合戦の為に再び立ち上がる。
しかし、そこで自分の力ではどうしようも無い政治の力によって勝利目前だった買収が失敗してしまう。
そこからの鷲津の変貌ぶりと、本来のサムライ鷲津政彦に戻って行く過程は本当に魅力的です。
「今の日本にも鷲津政彦がいたらなー。」
と思わされます。
シリーズ通して考えさせられるのは、「正義とは何か?」と言う事。
自分の怠慢な経営力のせいで会社を瀕死の状態に追い込んでおきながら再生ファンドに買収されそうになると被害者を演じきる経営者や役員陣。
片や再生可能と踏んだあげくリスクを取って瀕死の企業を買収し、絶対に誰かがいつかやらなければいけないリストラや事業部の売却を断行して数年後に優良企業に仕上げようとするハゲタカ。
一体どちらが本当の正義なのか?と考えさせられます。
日本の良くも悪くも官民一体となってのぬるま湯経営の実態がとても上手く描かれていると思いました。
読んだ事の無い人はぜひ読んでみてください。
とてもオススメです!
次は「レッドゾーン」を読んで、映画を見たいと思います!
Posted by Hidden at 13:30│Comments(0)
│本・漫画・雑誌
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